中森明菜さんがデビューして40周年となった2022年、Twitterで中森明菜さんがファンに向けて手紙をツイートされました。
その内容によると、体調が万全ではないが、少しずつゆっくりと動き始めるといった内容でした。
中森明菜さんのファンとしては、本当に嬉しいことですね。
この記事では、「中森明菜とマッチ金屏風会見はいつ?内容を全文を文字起こし!」についてお伝えしていきます。
中森明菜とマッチ金屏風会見はいつ行われた?
中森明菜さんの金屏風会見は1989年12月31日に行われました。
ちょうど紅白歌合戦が放送されている時間帯に裏番組で、金屏風会見は始まったのです。
中森明菜とマッチ金屏風会見の内容を全文を文字起こし!
「どうも、近藤真彦です。まず一番はじめに喜ばなければいけないのは、彼女がこうして皆さんの前に出れたということだと思います。これはもちろん僕も、そしてここに今日来てらっしゃるマスコミの皆様も一緒に彼女を応援して言ってあげなければいけないと思います。この半年間、事件のことに関しては黙っていなければいけないという辛い立場にありまして、僕にとって非常に辛い半年になりましたが、こうして明菜ちゃんが復帰するレールを引くお手伝いが少しでもできたということにすごく今喜びを感じて、1989年最後こうして飾れたということが一番僕にとって嬉しいことです。来年僕も歌手として10年を迎えるわけで、歌にドラマにレースに、そしてNHK紅白歌合戦出れるように頑張っていきたいと思いますどうもありがとうございました 。」
近藤真彦さんの挨拶直後、会見を進めようとする司会者の声を遮るように、記者たちが二人へ質問を投げつけます。
記者
「これは事務所の会見なんですか?TVで生中継してますよね?番組の為なんでしょうか、どっちなんでしょうか?その辺はっきりさせて下さい。」
司会者「これは合同の記者会見となっておりますので、はい。」
記者
「なるほど、それを生中継しているということで。」
司会者「時間の方もあまりございませんので、ここで質疑応答に移らさせていただきたいと思います。一人ひとりの方のご質問をお受けしておりますと、時間の方も足りないと思いますので、誠に勝手ではございますけれども、時間をこちらの方で区切らせていただきたいと思います。では、これからですね5分間の間、質問等受けさせていただきたいと思います。」
一斉に質問を始める各記者のなか、一人の記者が指名されました。
記者
「はい!明菜さん。蒸し返しちゃって申し訳ないんですが、今思い返すと死のうと思った一番大きな原因は何だったんですか?近藤さんのことですとか、家族関係のことですとか、事務所とのことですとか言われましたが、ファンはその辺を一番心配していると思うんですよね。何だったんでしょうね。」
中森明菜さん
「えっと…本当に…この短い時間では言いようのない辛いことだったんですけれども。私が仕事をしていく上で、一番信頼していかなくちゃいけない人達を信頼することが出来なくなってしまったということです(吐息)。あとは短い時間では言えません。」
記者
「仕事が一番の原因だったということですか?」
「はい、それをお話したいんだけれども、長くて伝えることが出来ないんです。」
記者
「場所を選ぶ時には、まず近藤さんの部屋が思い浮かんだということですか?」
中森明菜さん
「はい、今になっては本当になんて愚かな、なんて馬鹿なって自分でも思います。というのはやっぱり一番自分が信頼が出来た、信用が出来た本当にたったひとりの人だったので。近藤さんのマンションに行ってしまって。そして、やっぱり一番最初に見つけて欲しかったなって思ったんですけど(涙声)、そんな一番大切な人をこんなに傷つけることになってしまって…どうしようもない馬鹿だと思います。」
記者
でも、明菜さんの思い通りに、一番最初に近藤さんが明菜さんを見つけてくれて、そしてまた今日へと導いてくれたのも近藤さんの力が大きかったとおもうんですけれども。今、近藤さんにはどういうお気持ちですか?
中森明菜さん
「もう感謝の言葉を言い尽くしても足らないと思います。どんなことをしても償えないと思います。想像もつかない苦しみだったと思います。」
記者
「この半年間、密に連絡をお二人取っていたんですか?」
中森明菜さん
「私はこんな迷惑を掛けてしまったものですから、私の方からはそんな我儘は通りませんから。でも、ちょくちょくと励ましのお電話をいただいたり、お手紙もいただきましたし、本当に皆付いてるから、あなたが元気になるのが皆が一番嬉しいことだし、皆が喜んでくれるし、一日も早く元気になることが皆への恩返しだから頑張りなさいということは…言われました。」
記者
「身体の具合なんですが、傷がかなり深くて神経までいっていて、手が動かなくなっているんじゃないかという報道もあったんですが、その辺はどうなんですか?」
中森明菜さん
「私は小さい頃から体は弱かった方ですけれども、転んでも泣かないたちだったし、怪我は精神で治すのは結構得意な方だったんで、病院にいるときからお医者さんも回復力にはびっくりしてくださってました。ですから今はもう皆さんがご心配してくださるほど…全然元気です(笑顔を見せながら、左手を握って開くの動作を数回)。」
記者
「近藤さんにお尋ねします。今まで色々報じられたりして、お二人一緒になるチャンスというのは無かったと思うんですが、こうしてファンの前にお二人揃って姿を現したわけですが、これから先もずっと明菜ちゃんの支えとなってあげようというお気持ちですか?」
近藤真彦さん
「もちろん、必要な時には僕でよければ色々なアドバイス、その他諸々。今日も記者会見に僕は出席する予定は最初無かったんですが、中森明菜ちゃんと社長の中山さんがわざわざうちまでご挨拶に来てくれまして、それだったら僕も一緒にということで出席させていただきました。」
近藤真彦さんの発言途中に中森明菜さんは、泣きだしてしまいました。
司会者が記者会見を終了させようとアナウンスをするも、次々と質問を投げかける取材陣。
記者
「結婚しようとか、婚約しようとかいう話はどうなってるんですか?お付き合い、半年継続してきたわけですよね?ですから年が明けたら婚約しようとか結婚しようとかいう詰めの話というのは?」
近藤真彦さん
「そういうことはあの全くないんですが、まあ須藤さん(質問した男性記者)にお話するとまた話がめちゃめちゃになっちゃいますんで、嘘ばっかり言われてしまいますので、今日は須藤さんの質問は避けるという心構えでこの席に出席しました、以上。(会場からどっと笑いが漏れる 。」
中森明菜とマッチ金屏風会見を見た視聴者の口コミは?
中森明菜さんの金屏風会見を見ていた視聴者の口コミはどんなだったのでしょうか。
中森明菜さんの金屏風会見をテレビで見ていた視聴者からは、あまりに不自然で、疑問を持つ方が多かったようでした。
金屏風なので、中森明菜さんと近藤真彦さんの結婚発表かと思った方も大勢いました。
ところが金屏風会見が終わるころには、結婚どころか、友人にまで成り下がってしてしまっていたのです。
中森明菜さんと近藤真彦さんが親密な交際をしていたのは明らかでした。
そうでなければ、中森明菜さんが近藤真彦さんのマンションの中の部屋に入れるわけがないですよね。
当時も近藤真彦さんに対して多くの批判がありました。
そして今だにそれが語り継がれています。
「明菜ちゃんがかわいそう。マッチ、ひどい!」「何、あの会見、近藤真彦、最低!」
中森明菜とマッチ金屏風会見で近藤真彦が視聴者から非難されていた理由は!
中森明菜さんの金屏風会見で近藤真彦さんが非難されていた理由は次の通りです。
・中森明菜さんと近藤真彦さんは明らかに交際していたのに”友人”であることを主張した内容
・近藤真彦さんが最初の口頭で「まず一番はじめに喜ばなければいけないのは、彼女がこうして皆さんの前に出れたということだと思います。」に疑問を持つ人が大勢。”なぜ喜ばなければいけないのは”などと中森明菜さんがあんなに苦しそうに悲しそうに泣いている横で口に出せるのだろうか。
・最後は須藤という記者にかこつけて笑いをとる、茶化した態度。
この中森明菜さんの金屏風会見については今だに視聴者にとって腑に落ちない記者会見です。
中森明菜とマッチの記者会見の真相は?金屏風会見に黒幕がいた?
まとめ
この記事では「中森明菜とマッチ金屏風会見はいつ?内容を全文を文字起こし!」についてお伝えしていきました。
中森明菜さんの様子がずっと泣きじゃくっていて、表情も硬く、本当記者会見に出れる状態ではなかった様子でした。
また中森明菜さんはまわりのもくろみに乗せられてしまったともいわれています。
当時、中森明菜さん自身がこの件については言及しないため、憶測が飛び交っていました。
それ以来ずっと体調を崩されていて、次第にテレビで見られなくなっていきました。
今回、中森明菜さんがファンに向けてツイートでメッセージを送ってくれたことはファンにとっても非常に嬉しいことです。
中森明菜さんが、また歌姫として御活躍される姿を見られる日が来るのを楽しみにしています。
最後までおつき合いいただきまして、ありがとうございました。
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