5月22日 13:41 小惑星衝突は過去にもあった!地球衝突の可能性と回避方法は! | 今。。
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小惑星衝突は過去にもあった!地球衝突の可能性と回避方法は!

自然災害
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もし、2032年に小惑星が地球に衝突する可能性があるとしたら…?

小惑星「2024 YR4」が、2032年に地球へ接近するとされる小惑星として、注目されています。

その小惑星衝突確率は一時3.1%まで上がっており、決して無視できる数値ではありませんでした。(2025年2月18日)

翌日の2月19日には1.5%に引き下げられ、2月21日には0.28%と大幅に下がっています。

追記:2025年2月21日に、7年後の2032年に地球に衝突する可能性が指摘されていた「2024 YR4」の、衝突する確率が0.28%まで大幅に下がったと明らかにしています。(NASA=アメリカ航空宇宙局)

巨大隕石が地球に衝突し、人類、地表に住む生物の大半が死滅してしまう…。

6600万年前に恐竜が絶滅したともいわれる小惑星衝突が、現在も起こりうる可能性は否定できません。

SF映画アルマゲドンが、もはや映画の中だけでなく、現実にも起こりうるとしたら…。

この記事では、「小惑星衝突は過去にもあった!地球衝突の可能性と回避方法は!」についてお伝えしていきます。

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小惑星衝突は過去にもあった!過去の小惑星衝突事例

小惑星衝突は過去にもありました。

地球の歴史では、小惑星衝突が何度も発生していたと記録されています。

小惑星衝突は過去にもあった!チクシュルーブ衝突(6600万年前)

約6600万年前に小惑星衝突により、恐竜が絶滅したといわれています。

直径10~15kmの小惑星がメキシコのユカタン半島に衝突
恐竜を含む生物の絶滅を引き起こし、異常な気候変動

小惑星衝突は過去にもあった!ツングースカ大爆発(1908年)

過去の小惑星衝突、ツングースカ大爆発はロシアの上空で起きました。

この事件では、直径数十メートルの小惑星が大気圏内で爆発し、シベリアの森林地帯が広範囲に破壊されました。

もしも、人口密度の多い都市部に小惑星が衝突していたら…想像を絶する恐ろしい事態になっていたでしょう。

直径約30mの小惑星がロシア上空で爆発。
2150平方kmの森林が倒壊、強力な衝撃波が発生。

小惑星衝突は過去にもあった!チェリャビンスク隕石(2013年)

過去の小惑星衝突、チェリャビンスク隕石は2013年にロシア上空で爆発しました。

直径約20mの小惑星がロシア上空で爆発。
衝撃波により1500人以上が負傷、7200棟の建物が損壊。

 

小惑星衝突は過去にもあった!8億年前の小惑星シャワー

小惑星衝突は、約8億年前に小惑星の破片が地球に大量に降り注いでいました。

この大量の破片の小惑星衝突により、月面に大量のクレーターを形成されたと明らかになっています。

多数の小惑星の破片が地球と月に降り注ぐ。
地球にも膨大な隕石が降り注いだと予測。

 

小惑星衝突は過去にもあった!32億6000万年前の巨大衝突

小惑星衝突が過去の32億6000万年前に起きたことにより、自然環境や存在していた生命に大きく影響を与えた可能性が指摘されました。

大きさエベレスト山4つ分の小惑星。(32億6000万年前)
地球落下により自然環境や生命に大影響。

過去に地球へ衝突した小惑星には、甚大な影響を与えた事例がいくつもあります。

小惑星衝突した過去をみると、小惑星「2024YR4」の衝突リスクがどのような影響を及ぼす可能性が想像できますね。

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小惑星衝突2032年はどこに落ちるのか?

2032年隕石どこに落ちるのか、気になりますね。

NASAや研究者によると、軌道から推測すると地球への最接近は2032年12月22日で、衝突確率は2.2%(2月16日時点)です。

当初は1.2%と予測されていましたが、それから1.9%、さらに現在は2.2%と上昇したことを明らかにしています。

太平洋東部から南米、アフリカ、南アジアに落ちる可能性が挙げられています。

小惑星衝突が2032年に起きる?小惑星「2024 YR4」とは?

2024年12月27日、南米チリの望遠鏡によって「2024 YR4」と名付けられた小惑星が発見されました。

この小惑星の推定直径は40~90メートルといわれており、地球へ衝突する可能性が指摘されています。

小惑星「2024YR4」
  • サイズ:直径約40~100メートル
    (被害規模:直径40mの場合、村1個破壊レベル、直径90mの場合、東京23区が破壊レベル)
  • 軌道:公転周期約4年、地球軌道を横断するアポロ群に分類
  • 組成:岩石質の小惑星(鉄隕石ではなく、岩石で構成)
  • 衝突リスク:2032年12月22日に地球衝突の可能性
  • リスク評価:トリノスケール「3」(10年以内に衝突確率1%以上、局地的被害の可能性)
  • 衝突確率:最新観測で2032年の衝突確率2.2%に上昇
  • 観測史上の重要性:2000年以降で2例目(2004年のアポフィスに次ぎ、2番目に高い衝突リスク)

新発見の小惑星「2024YR4」は、地球に接近する天体の一つとして注目されています。

ここで注目すべき点は、2032年12月22日に最接近する際の衝突確率が、当初1.2%だったものが、最新の観測データで、2.2%に上昇していることです。(2025年2月現在)

この確率は決して高いとは言えませんが、小惑星衝突は過去にも多数起きています。

もし「2024 YR4」が衝突した場合、そのエネルギーはTNT火薬換算で約10メガトンに相当し、1908年にシベリアのツングースカで発生した爆発と同程度の影響を及ぼす可能性があります。

例えば、過去には「99942 アポフィス」という小惑星が2029年や2036年に衝突する可能性が指摘されましたが、追加観測の結果、衝突リスクは大幅に低下しました。

「2024 YR4」と名付けられた、小惑星衝突確率2.2%は現時点での予測値であり、今後の観測によって変動する可能性があります。

小惑星衝突は過去にもあった!地球衝突の回避方法は!

小惑星衝突は過去にも起きており、地球衝突の回避するために、NASAや欧州宇宙機関(ESA)は監視体制の強化や軌道修正技術の開発を進めています。

過去には「99942 アポフィス」という小惑星が、2029年に衝突する可能性が指摘されました。

しかし、追加観測の結果、衝突リスクは大幅に低下しています。

観測を繰り返し、詳しい軌道が分かった結果、最終的に0%になり、その小惑星は、2029年に接近するが、人工衛星よりも内側の軌道まで来て、通り抜けていくという分析結果となりました。

小惑星「2024YR4」が地球へ衝突する可能性がある場合、さまざまな技術による変更方法があります。

・DART技術(探査機を衝突させて軌道変更)
宇宙船を小惑星にぶつけ、軌道を少しずつ変更する方法。
2022年NASAによる試験ミッションを実施され、軌道変更に成功。

・ソーラーセイル技術(太陽光を利用して軌道変動)
反射材を小惑星の表面に付着させ、太陽光の圧力で軌道変更。
徐々に変化させる方法で、早期の対応が必要。

・宇宙牽引技術(宇宙探査機で引っ張る)
探査機を小惑星の近くに配置し、重力の影響を利用してゆっくりと軌道変更。
早期の対応が必要。

2022年、NASAは「DART」ミッションで、小惑星の軌道変更が成功しています。

この技術は今後、地球への衝突リスクを持つ小惑星への防御策として、大きく注目されています。

欧州宇宙機関(ESA)は「Hera」ミッションを実施予定です。

小惑星体当たり実験「DART」とは

2021年11月24日、NASAの探査機DARTはスペースXのファルコン9ロケットによって打ち上げられました。

NASAが実施したDART(Double Asteroid Redirection Test)は、史上初の惑星防衛ミッションです。

DARTは、地球に衝突する恐れのある小惑星の軌道を変更する技術の検証を目的としています。

2021年11月24日、NASAの探査機DARTはスペースXのファルコン9ロケットによって打ち上げられました。

ターゲットとなったのは、直径160メートルの小惑星「ディモルフォス」。

この小惑星は、より大きな小惑星「ディディモス」(直径約780メートル)の周囲を回る衛星です。

DART探査機の本体サイズは約1.2×1.3×1.3メートル。

太陽電池パネルを2基搭載し、キセノンを利用した電気推進システムで動力を供給します。

また、狭角望遠鏡「ドラコ」と自律光学誘導システム「スマートNav」を搭載し、ディモルフォスを自動追尾しました。

DARTによる衝突実験結果は

2022年9月26日、DART探査機は秒速6.6kmでディモルフォスに衝突しました。

ミッションの成功基準は、ディモルフォスの公転周期を73秒短縮することでしたが、実際には32分もの短縮を達成。

これは当初の予測の25倍もの成果となりました。

衝突による影響で小惑星の軌道が地球に向かう可能性を懸念する声もありました。

ディディモスとディモルフォスの軌道は地球とは交差せず、地球衝突の危機を回避したのです。

DARTの成功により、小惑星の軌道変更技術が実証され、この実験は、今後、地球に衝突する可能性のある小惑星への対応策として重要な一歩になりました。

「2024 YR4」小惑星衝突の回避方法は

国連は「惑星防衛プロトコル」を発動し、各国の宇宙機関や専門家と連携して「2024 YR4」の監視と対策を進めています。

「2024 YR4」の監視と研究は始まって間もないですが、今後の経過観察が重要になってきます。

NASAやESAは、正確な観測が可能な宇宙望遠鏡「NEO Surveyor」の打ち上げを計画しています。

これによって2032年以降に接近する小惑星の軌道を正確に把握できるようになります。

このミッションは、実際の小惑星の軌道変更が、どの程度効果を持つのかを詳細に測定し、今後の防衛戦略へと活用することが狙いとされています。

また、民間企業による参入も進んでいます。

スペースXやブルーオリジンの宇宙開発企業が、小惑星防衛技術の開発に強く関心を示しており、注目されています。

小惑星衝突で地球人類絶滅の危機は?

小惑星衝突で地球人類絶滅の危機はあるのでしょうか。

映画の『アルマゲドン』レベルの衝突だとすると、直径1000kmくらいのものになります。

直径が倍になると、重さがその3乗の約8倍かかります。

直径10kmで人類滅亡の危機になるといわれています。

「2024 YR4」は、40~90メートルと観測されています。

衝突確率は低くなることの方が多いので、今回発見された「2024 YR4」も、今後の観察計測が引き続き重要になってきます。

追記:2025年2月21日に、「2024 YR4」の、衝突する確率が0.28%まで大幅に下がったと明らかにしています。(NASA=アメリカ航空宇宙局)

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まとめ

小惑星衝突による地球絶滅は、決してSFの世界の話だけではないのです。

過去に恐竜絶滅を引き起こした巨大隕石の衝突も起きています。

しかし、現在の科学技術によってリスクを早期に発見し、対策を講じることが可能になってきました。

引き続き、地球近傍天体の監視を強化し、軌道修正技術の開発を進めることが重要です。

落下地点が正確に分かった段階で、何ができるかが決定されるのです。

人口密集地であれば避けるための対策が取られます。

衝突の可能性を図るためにトリノスケールが用いられ、影響の大きさと確率を分析します。

もし「2024YR4」が地球に衝突する場合、影響がどの範囲に及ぶのかを正確に予測し、高精度観測とともに、衝突を未然に防ぐための回避策が研究されています。

今後も「2024YR4」の動向を追っていきます。

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