5月22日 13:41 消防団は報酬もらえない?報酬額がピンハネされ不満殺到の声! | 今。。
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消防団は報酬もらえない?報酬額がピンハネされ不満殺到の声!

政治
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消防団は報酬もらえない、報酬額がピンハネされていると全国各地で不満殺到しています。

茨木県の方市消防団では市消防団の操法競技大会での競技順番入れ代わりをめぐってトラブルになり22人全員が退団が話題になっています。

この報道で消防団が22人退団し、方市消防団は今0人という状況になってしまってます。

消防団は普段から家族や自分の時間を犠牲にして活動されているのにもかかわらず消防団は報酬がもらえないという問題も浮き彫りになっています。

この記事では「消防団は報酬もらえない問題と解決方法は?全国各地で不満殺到!」についてお伝えしていきます。

この記事でわかること

・消防団は報酬もらえない問題
・消防団員の報酬額は
・消防団報酬貰えない問題 総務省消防庁の個人への直接支給率の調査結果
・消防団活動にかかる運営費用は
・消防団報酬もらえないことで全国各地で不満殺到の声
・消防団報酬もらえない解決方法
・報酬を支払わない消防団を総務省消防庁が公表する?
・昭和の消防分団長は運営費を自己負担していた?
・消防団は地域の形成や災害時に必要な組織
・消防団員の家に集金がまわってくる?

 

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消防団は報酬もらえない?搾取されている?

消防団は報酬もらえない問題についてどういうことなのでしょうか。

結論から申し上げますと消防団は報酬をもらっています。

ただ1年間に3分の1程消防団に時間を費やしているにもかかわらず、報酬額はとても低すぎるのです。

消防団員は報酬もらえないのか?消防団員報酬額は!

消防団員の報酬額は市町村条例に基づき消防庁より一般団員は年額36,500円、団長で82,500円の報酬額が指導されています。

総務省が指導する出勤手当金額は7,000円です。

この金額はあくまで「適正金額」としての基準であり、各市町村により報酬額は変わっていきます

しかし多くの消防団員はこの報酬全額を貰っていないという現状でした。

実際に消防団がもらっている出勤手当も2000円~3000円というところもあり消防団の運営費にまわされていたということになりますね。

 

消防団員は報酬もらえないのは支給方法にも問題がある?

消防団員は報酬がもらえない、団員報酬・出動手当ともに総務省が提示する報酬金額より少ないといった声があります。

その原因は支給方法に問題があったといわれています。

支給方法は3つあります。

・消防分団通帳への振り込み
・団本部通帳への振り込み
・個人通帳への振り込み

これらの支給方法の中で消防分団通帳への振り込みが大半で会ったことが、消防団員の報酬がもらえないという原因になっていたようです。

消防分団運営費へ転換することを暗黙の了解だったということです。

ではなぜ個人通帳への振り込みではなく消防分団通帳への振り込みが多いのでしょうか。

2つの理由が挙げられます。

・事務処理の簡略化のため
・分団運営費への流用が暗黙の了解になってしまっている

事務処理の簡略化のため

事務処理の簡略化として、例えば300人の消防団員がいたとすると、個人通帳への振り込みの場合、300人に振り込みになります。

個人通帳への振り込みをするよりも消防団通帳への振り込みにすれ圧倒的な簡略化が図られます。

 

2.分団運営費への流用が暗黙の了解になってしまっている

分団費への流用が暗黙の了解になってしまっているのが大半のようです。

どうしてこのようなことが起きていたのか。

原因は、分団運営費として振り込まれる額が少なすぎて大幅に不足していることが原因です。

その不足分を個人がもらうべき報酬を流用しまかなっているというのが現状でした。

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消防団報酬もらえない問題で総務省消防庁の個人への直接支給率の調査結果は!

消防団報酬もらえないという問題で総務省消防庁の個人への直接支給率の調査結果はこちらです。

2020年までは年額報酬も出勤報酬も個人支給が全体の半数以下でした。

個人支給していなかった消防団がほとんどだったという問題が明らかになっています。

総務省消防庁の指導で2022年に大幅に改善されています。

消防団報酬の個人へ直接支給率

     年度      年額報酬      出勤報酬
    2020年       41.9%      36%
    2022年       74.1%      71.5%

消防団の補助金はどのくらい?

消防団の補助金はどのくらいなのでしょうか。

消防団は運営費として市から3万円程もらえます。

運営費は各地域によって変わります。

消防団員は地域によっても違いますが、少ないところでも30人以上100人未満程で活動されていますね。

そして消防団の活動は年間3分の1程となっており、かなりの日数関わっていることになります。

消防団の運営費が年額3万円というのは低すぎて話になりません。

この消防団の運営費の低さが、個人支給せずに運営費に回すといった消防団が多かった原因ではないでしょうか。

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消防団活動にかかる運営費用はいくらかかる?

消防団活動にかかる運営費用はいくらかかるのでしょうか。

消防団の活動費が年額3万円でまかなえないというのは一般人から見てもわかりますね。

それで消防分団に団員報酬も振り込まれ、そこから消防運営費に回していたという図が出来上がっていたというわけですね。

・消防車のガソリン代・飲み会費用

・消防団の活動着

・地域行政イベント(花見イベントでの活動披露・祭りの誘導員)へ参加の際にかかる食事代。

・火災・水害・台風等長時間に渡る活動の飲食代。(平均年間5回程)

・班長会議・消防ホースの劣化による新品交換・誘導棒・消火栓マンホール用の塗料・備品購入。

・操法訓練時のリース代

・消耗品購入

・定期的な点検や啓蒙活動時の費用弁償

・一日訓練にかかる弁当代

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消防団報酬もらえないと全国各地で不満殺到の声があった!

消防団が報酬もらえないと全国各地で不満殺到の声があがっていました。

Yahoo!知恵袋でも消防団に入ったが報酬がもらえないという声もおおくありました。

地方の消防団ほどこういった声が多いようです。

「入団前の説明で、個人報酬は団の運営や家族会で使用する旨を伝えられた。」

「消防団の報酬、なぜ個人支給にしないのか。また、団が通帳預かるのか。」

「平日に仕事を休んだり、せっかくの休日、家族との大切な時間、それらを失ってまで訓練や緊急時に出動しても1日2,000円。」

「訓練や地域活動の支援や実際の消火活動等で忙しく、しんどい。」

「日常生活や仕事に支障をきたしている。もうやめたい。」

「これだけやって1円も貰えないのが不満。」

 

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消防団員報酬もらえない問題の解決方法は!

消防団員が報酬もらえない問題の解決方法はこちらです。

消防団員が市長あてにコンプライアンス違反で訴えればすぐに改善されます。

過去に消防団員が報酬もらえないので市長に訴えたら翌年から改善され、年額報酬、出勤手当が個人支給になった例があります。

消防団員同士が話し合い、連名で訴えてすぐに改善されたという例もあります。

報酬を個人支給にしない消防団は徹底調査し、処分するくらいの事をしないと改善されません。

2020年までは、消防団の流用が暗黙に了解されていましたが、消防団員が声を上げていく事でかなり改善されています。

現在も規定の報酬額をもらえない消防団員の方は、ぜひその旨を訴えていただきたいと思います。

消防団報酬をもらうことは当然の権利です。

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報酬を支払わない消防団を総務省消防庁が公表する?

報酬を支払わない消防団名を公表することで改善しようとする改善策が2014年にニュースで報道されました。

しかし、いまだに報酬を支払わない消防団が実在していますが、報酬を支払わない消防団名が公表されたという情報は出ていないようです。

報酬を支払わない消防団に対して少しでも改善されるためにニュース報道で脅かしたのでしょうか。

現在は、消防庁の促し、マイナンバーの導入などにより、待遇の改善はされています。

2020年までは年額報酬、出勤報酬を支払っている消防団は30~40%台でしたが、2022年にはどちらも70%台までに改善されています。

しかし、いまだに30%近い消防団が個人への直接支給がされていません。

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消防分団長は運営費を自己負担していた?

昭和の消防分団長は運営費を自己負担していたというのは当たり前の話でした。

消防分団長になると個人の田んぼを売ったりしないと運営していけない状況だったようです。

消防分団長は時間も行動も他の消防団員よりも更に制約される上に運営分団費を個人負担するなんて、今では考えられない状況でした。

そんな状況で消防分団長にはなりたくないと思う人が多かったのは当然ですね。

また、昭和の消防団では、飲み会も多く、旅行などもある消防団が多くありました。

年間どれ程かかるか、とても3万円では無理ですね。

消防団員も自分の時間を多くとられているのに報酬がもらえないという過酷な情況でした。

しかし昭和の消防分団長はもっと過酷な悲惨な情況だったんですね。

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消防団は地域の形成や災害時に必要な組織!

近年、地震や豪雨など大規模災害において消防団員が必要とされる場面が多発しています。

消防団は地域のために日々訓練を重ねています。

田舎は特に、消防団の存在が大きく、何度も助けられています。

国はもっと消防団に対して誠意のある対応をしていただきたいと思います。

現在、消防団員の年々の減少に国も危機感を持ち、ようやく消防団員への個人支給などの見直し指導がされはじめています。

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消防団員の家に集金がまわってくる?

地方にある消防団では家に集金が回ってくるのを御存じでしょうか。

現在は集金自体がなくなったところも多いですが、以前は集金にまわってくるというのが当たり前でした。

消防団に集金でいくら支払うのか、そしてそのお金の使われ方についてご覧ください。

 

消防団の集金はいくら支払うのか?

消防団の集金の支払額はその地域の消防団で決められていました。

消防団の集金はいくらなのか、金額は地域によってさまざまで、私の地域では年1000円から3000円という金額が集金されます。

金額を提示されますので、その金額を支払います。

私の地域で過去に、高齢者宅に消防団員を装って集金されたという詐欺が多発し、注意勧告がまわってきたことがありました。

現在は消防団の集金自体は廃止されました。

消防団の集金されたお金の使い道は?

消防団に支払ったお金は一体何に使われているのかについては、消防団の運営費に使われています。

消防団に集金され、その使い道について聞きずらいので、わからないまま支払っている方が多いようです。

 

集めたお金は消防団の運営費

集金で集めたお金は消防団の運営費に使われます。

地方から振り込まれる運営費の金額が3万円程と少なすぎて不足している消防団が多いからです。

消防団はボランティアと言われていますが、消防団の活動着や消防器具・消防車のガソリン代など、消防団の運営に必要な経費が相当かかります。

とくに田舎の消防団は飲み会ばかりとあまり良くないイメージがありますが、消防団の運営費には様々なものにお金がかかりますので、必要なものでした。

消防団の集金は、各地域ごとに決められていて、時には年度ごとに変更されることもあります。

年間1000円~3000円で、地域の安全を守ってくれる消防団には感謝ですね。

消防団の集金を支払うメリットは?

私の地域では、火事に遇われた家の片付けをしてくれていたようです。

また災害時には消防団が出動してくれ、地域を守ってくれます。

地域によっては様々な活動がありますので、気になる方は地域の消防団について聞いてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

この記事では「消防団は報酬もらえない?ピンハネされ不満殺到の声!」についてお伝えしました。

消防団報酬がもらえないという問題は個人振り込みでないことが要因にあげられました。

消防団に振り込まれた個人報酬分が消防運営費に回されていたという消防団が多かった事が浮き彫りになりました。

2022年にはかなり改善されていて70%が個人への直接支給されています。

消防団員への報酬が個人支給されれば、消防団運営費に回されることもなくなります。

まだ個人支給されていない消防団員の方は黙っているのではなく、声を上げていかなければいけません。

消防団報酬は、もらうべき当然の権利です。

最後までおつき合いいただきまして、ありがとうございました。

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